田舎から大学へ #am1116

ご存知の方も多いと思うが、私の地元は離島だ。
現在は大学進学の都合上、都内のほうに住んでいるが島人としてのスピリットを捨てたわけじゃないし、将来的にはUターンするつもりである。

東京から南におよそ130km。
東京港竹芝桟橋から高速ジェット船で約1時間45分、調布飛行場からは飛行機で約25分。
海を隔てた先にある火山島が私の出身地である「伊豆大島」だ。
伊豆とついているものの行政区分はしっかりと東京都であり、そこに関しては他府県の「田舎」出身の方とは違い、最初から手にしていたハンデなのかもしれない。

しかし、東京都といえども島にあることは変わりないし、田舎であることに変わりもない。
私の生まれ育った地区、ホームエリアは島の南部のほうにある地区。
いくら島と言えども、さすがに大体山手線一周分の大きさがある島内をすべてを知り尽くしているわけではない。
(もちろん、知っている人は知っている)

小中学校をホームエリアで過ごした私だったが、高校はそのホームエリアを離れ、島の西部にある高校へ通うことにした。
島内に高校は2つある。2つ”も”あるのか2つ”しか”ないのか。
ここに関しては読者の方の環境に左右されると思う。
私の家から自転車で10分のところにも高校はあったものの、その学校は海洋高校で普通科が無い高校だった。
そこで私はバスで大体30分くらいかかる高校への進学を選んだ。

通っていた高校は都内の高校の偏差値ランキングに表示すらされない(2018年4月26日現在)ような学校。
卒業後の進路といえば就職と進学が、その年によるが大体半分ずつに分かれる。
私達の代は全クラス合わせて40人に満たない人数で、クラスは2年次に就職クラスと進学クラスで分けられた。

私が振り分けられたのは「就職&専門学校進学クラス」。
大学進学をするなんて正直なところ、あまり考えてなかったし学歴なんてどうでもいいと思っていた。
(後者に関しては今もそう思ってる)
でも、紆余曲折を経て大学進学を決めている。
ちなみに、島の高校出身といえども、同級生には国公立大学や早稲田大学への進学を決めている友人もいる。

大学といえば、みんな受験勉強をして入学しているからエンピツ転がして奇跡的に合格してしまった自分とは違って、それなりに頭がいい人がいると思っていた。
それが私の想像していた「大学」。
実際に入って目の当たりにしたものは、授業中でもガヤガヤうるさく、何度も先生に注意される学生たち。
真っ先に思ったのは「ああ、来るところ間違えたわ」ということ。

現実と理想のギャップが大きすぎて辞めようと思ったことは何度もある。
きっと、仲良くしてくれる友人が居なかったら、もう大学を去っていたことだろう。
辞めたところでフリーターになってめっちゃアルバイトするくらいしかないと思うが、私からするとそれでも良いと思えるくらいの場所。
でも、今となっては居心地がちょっと良くなってきたし、学校側と戦うのも悪くはないのかなって。

反骨精神を忘れずに、今日もまた生きていきたい。